球移動によるコーナフィレットの生成

立体形状の稜線や頂点の丸め作業は、機械部品を計算機で処理するには不可欠 である。しかし、これを統一的に処理する方法は確立されておらず、NC加工の 大きな障害となっている。本研究では、頂点回りのフィレット生成手順の原則を 定め、球移動の中心の軌跡をオフセット曲面の交線として、幾何学的交線追跡法 により求める。フィレット曲面は、有理スプライン式で表し、複合したフィレッ ト形状に対する丸めを可能とし、稜線の数、凸凹、半径の大きさに関わらず統一 的な処理が実現できた。データ構造は、非多様体としてサイクル構造で表現し、 オイラ操作で統一的に処理する。これにより、もとの形状と丸める形状の共存や 自動分離が可能となった。

contents2d

参考文献
東 正毅,加納 利幸:球移動によるコーナフィレットの生成,精密工学会誌,第56 巻,第12号(1990),pp2219-2224
東 正毅,水野 誠二,弥富 英樹:非多様体サーフェイスモデリングによるフィレ ト形状生成,精密工学会誌,第57巻,第11号(1991),PP1971-1976


[戻る]