自由曲面の特徴の視覚化と品質評価

自動車のボディのような美的意匠曲面のCADでは、生成された曲面がデザイ ナの意図通りかの評価が重要である。また、デザイナの望むような曲面を創成す るには、曲面の特徴を明確化し、これを制御する必要がある。本研究では、自由 曲面の特徴を表す線を微分幾何を応用して微分方程式により定義した。特徴線に は、従来の曲率線や等高線とその直交線に加え、等勾配線(拡散反射の等輝度線 )、等ハイライト線、シルエットパターン(陰線、疑似ハイライト線)、輪郭線 、等勾配極値線(尾根谷線)、ゼロガウス曲率線などがある。これらは、初期値 より自動刻み幅Runge-Kutta法で数値積分して求める。デザイナの描くレンダリ ングの特徴としては、陰線、影線や周囲の風景が映り込む映像線が重要となる。 また、輪郭線と等ハイライト線とその極値探索線などを用いて、自由曲面の陰面 消去、濃淡表示を効率的に行なうことが可能である。

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参考文献
M.Higashi,T.Kushimoto,M.hosaka:On Formulation and Display for Visualizing Features and Evaluating Quality of Free-form Surfaces,EUROGRAPHICS'90,North-Holland(1990) pp299-309


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