豊田工業大学

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組織的な大学院教育改革推進プログラム

ご挨拶

生嶋 明

学長
榊 裕之

 現代の社会では、もの・ひと・情報が国境を越えて動いており、日々の暮らしや仕事も、世界各地との密接なつながりの中で、進められています。我国の産業も、原材料、加工、販売、サービスの側面に止まらず、研究開発・知財・人財活用の面でも、諸外国との関係の中で事業を行っています。こうした状況の中で、大学教育は、つながりを強める世界において専門的な職業人および市民として活躍していくことのできる優れた若い人材を育成する使命を担っています。
 本学では、この観点に基づいて大学院での教育を見直し、産業界や海外での研究・開発型インターンシップ、研究動向の調査と研究テーマ設定のためのフィールド調査、教室でのTeaching Assistantなどの科目を取り入れたプログラムを2008年度から始めました。学内での堅牢な基礎学力の習得と研究能力の練磨に加え、産業界や国外での研究・開発体験、教育現場での実地経験などを通じて視野と見識を拡げ、創造的な実践力と国際性を発揮できる学生が本学から巣立っていくことを祈念しています。本学のこうした取組みにご支援とご鞭撻をお願いいたします。

 

鈴木孝雄

取組責任者
教授
吉村 雅満

 本プログラムは「座学」とインターンシップをはじめとする「実学」をバランスさせた特徴ある取り組みとして、平成20年度に「組織的な大学院教育改革推進プログラム」として採用されました。ここ2年間で、国内外インターンシップの正規カリキュラム化や海外協定校とのダブルディグリーの実質化、及び遠隔講義科目の共同実施など積極的に取り組んで参りました。
 本年は最終年度となりますが、各プログラムをさらに推進すると共に、これまでの活動を再点検し、スパイラルアップさせるための年であると認識しております。 皆様方の更なるご鞭撻とご支援をよろしくお願いいたします。