「専門英語の積極的導入による先端的工学教育」取組内容

2.これまでの教育研究活動の状況

教育の基本方針

 豊田工業大学は、優れた研究とそれを支える高度な教育を行う「大学院大学」を目指した将来構想として、「先端ハイブリッド工学」を標榜し、研究・教育体制の整備を進めています。修士課程の教育においては、基幹科目として各学生の専門分野(メジャー)に加えて他の分野(マイナー)をも履修することを必須としています。これは、狭い自分の専門領域にとどまらず、境界領域を含めた広い工学分野の基礎学力を修得させることを目的としたものです。また、学部においても機械システム・電子情報・物質工学といった専門にとらわれない教育と研究が実施されています。

国際連携の推進

 さらには、本学の姉妹校である米国TTI-Cをはじめとして、海外ではアリゾナ大学(米国)、北京化工大学(中国)、チュラロンコン大学(タイ)、レンヌ大学(フランス)、中興大学(台湾)等と、また国内では中部地区私学の有力校のひとつである南山大学(名古屋市)と大学間連携協定を締結し、国際的視野の基での教育と研究を推進しています。

専門英語教育の取り組み

 国際的視野のベースとなる英語教育には特に力を入れており、Native教員による授業を学部全学年を通して開講するとともに、英語と結んだ工学教育の充実を図る為に、夏季休業期間の7月〜8月を利用して、アリゾナ大学における統合的海外研修プログラムを平成17年度から修士課程、学部の双方で実施しています。プログラムは4週間で、3週間の語学研修(CESL‐Center for English as a Second Language‐で受講)と1週間の工学実験(工学、光科学両カレッジのテーマを受講)で構成されています。平成17年度は試行的取組みとして「海外特別研修プログラム」と名付けて修士・学部共通で実施し、参加者は14名(修士課程1名、学部13名)でした。平成18年度には修士課程、学部とも正規の授業科目「修士海外特別演習」「学部海外特別演習」に改め、履修者は「修士海外特別演習」3名、「学部海外特別演習」10名となっています。(生成19年度はそれぞれ8名、9名が履修予定)

終了・卒業に必要な英語能力

 また大学院博士後期課程に続いて、修了・卒業要件として英語能力検定(TOEIC/TOEFL)を修士課程と学部にも課すこととしました。

 更に、博士論文(全文)と修士論文の要旨は英語による作成を義務づけています。これらの取り組みによって、十分な工学英語能力を備えた国際的にCompetitiveな人材育成を目指してきました。

 「魅力ある大学院教育イニシアティブ」採択により以上の取り組みはさらに計画的・積極的に進められていますが、今後の課題としては、如何にこれらの専門英語教育を工学教育の中に取り入れ、一体化していくかにあります。

本事業はこの問題解決を目指した取り組みであります。

 「魅力ある大学院教育イニシアティブ」の採択期間は2年間であり、本平成19年度をもって終了しますが、本学の目指す教育の国際化は短期間で達成できるものではありません。平成20年度以降についてもさらに強化することが必要となるものです。


  1. →事業の大学全体としての位置付け
  2. →これまでの教育研究活動の状況
  3. →「魅力ある大学院教育」に向けての取組計画
  4. →教育指導・研究指導の全体像と特徴



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