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| アリゾナ大学 キャンパスにて |
その一環として、この夏『海外語学研修プログラム』が初めて実施されました。 希望者はアメリカのアリゾナ州チューソン市にあるUniversity of Arizona (アリゾナ大学)のサマーセッションに参加し、語学研修と工学基礎実験・講習のクラスを受講しました。 研修期間は、7月下旬から8月中旬までの約3週間。現地到着後にレベル分けテストを受け、各自のレベルにあった授業に参加しました(22〜25時間/週)。
この内、工学基礎実験・講習は今回特別に本学の学生のために設けられたもので、アリゾナ大学屈指の教員の指導を受けることができました。 また週末には小旅行などのレクリエーションも加えて企画されました。
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| グランドキャニオンにて |
英語力の向上や留学に興味のある学生なら誰でも参加することができ、資金面では本学の奨学金制度からの支援があるので、経済的な負担も軽減されます。
来年度以降もこういったプログラムが継続され、多くの学生が国際レベルで活躍できる人材に育ってくれることを願っています。
今回は、このプログラムに参加した学部3年次の三好 健太君、山本 裕也君に、海外研修の思い出を語ってもらいました。
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先端工学基礎学科3年生■三好 健太さん(左) 愛知県 明和高校 出身 ■山本 裕也さん(右) 愛知産業大学三河高校 出身 |
「大学に入ったら、一度は留学するのが夢でした」と答えてくれたのは、今回初めて海外に行ったという三好君。 異文化に触れることで、視野を広げたいと思っていたからとのこと。 一方、山本君は大学2年生の時にアメリカ、カナダへ家族で1週間ほど旅行したことはあるものの、その時に必要最低限の英会話しかできなかったことが物足りず、今回の参加を決意したという。
「出発前に英語力をつけるために何か特別なことをしましたか?」
という質問に対して、「英会話学校に通い始めました。あとは、高校の時に使用していた単語帖でボキャブラリーを増やすことをしました」と三好くん。
山本君は、映画を英語でも見るなどしてリスニングの力を鍛えたらしい。
ただ、2人とも出発直前まで授業のレポートなどに追われ、研修のための準備にあまり時間がかけられなかったとのこと。
「出発前に緊張や期待でわくわくするということもなく、 気づけばもう出発。準備しなくては!!という感じでしたね」
「すべてがBIGというのがアメリカの第一印象でした。 人も大きければ、食べ物の量も多い。エクスカーション(小旅行)で訪れたグランドキャニオンも、自然の偉大さを実感する壮大なものでした。 写真で見たことはあったものの、実際に目にするとスケールが全く違います。歓喜の声が思わず出てしまいました」
「文化の違いを感じたのは、挨拶の際のハグです。日本にはない習慣ですが、アメリカや南米の人は当たり前のようにします。 最初は戸惑いましたが、『郷に入れば郷に従え』で最後には抵抗なくなっていましたよ」
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| 音楽クラス |
「語学学習のクラスは朝8:30から始まり、『speaking/listening』、『writing/grammar』、『reading』、そして『optional class』の順に15:30まであります。 その間にお昼休憩を挟みますが、朝からみっちりと英語漬けになります」
「クラス分けのペーパーテストが良かったため、『speaking/listening』のクラスが実力以上のレベルで、かなり苦労しました。 クラスメートはアジア人や南米の人が大半を占め、皆も自分と同じように、第2外国語として英語を話す人たちでしたが、スピーキング力はかなりのものでした。 ペアーワークなどでは、明らかに自分の力不足を認識しました。 自分の意見を自由に伝えられないもどかしさと悔しさもありましたが、その経験がバネになって帰国後の学習意欲に繋がっているのだと思います」と山本君は笑って答えてくれた。
「僕もクラス分けテストが良かったために、レベルが高いクラスに参加することができたものの、最後のテストの時はパスできるかが心配で苦しみました。 せっかく、レベルが上のクラスに参加できたのだから、結果を残したかったですし」と三好君も苦労話を振り返る。
「寮生活は楽しかったですよ。一部屋を2人で共有し、食事はカフェテリアで取りました。寮には自分たちのようなサマーセッション参加者が多かったですが、現地の学生も数名はいて会話をする絶好のチャンスでもありました。 授業を通して話すことに慣れてくると、今度は「英語で何か話したい!」という気持ちが強くなり、出会う人々に何でも積極的に話しかけていました。 今思うと、かなりナンパ??っぽい感じですが、根底には英語を少しでも上達させたいというのがありましたから(笑)」
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| 工学基礎実験講習 |
「特別に用意された、光科学センターでの工学基礎実験講習も良い経験になりました。教員の方は”Best Teacher”と言われる方だけあって、英語のわからない自分たちにも理解しやすく説明して頂けました。 授業の内容は2年生の時に受講した「工学基礎実験」のオペアンプの学習内容に近く、光の強さを測る装置の組立て、レーザーポイントの原理、光ファイバーのしくみなどを学びました」
「帰国後に英語学習に対するモチベーションは上がりましたか?」という質問に対しては、「もちろんです!」と2人とも声を揃えて答えてくれた。 「今回の経験を通して、海外の大学院進学や海外での就職も選択肢のひとつとして増えました。もちろん、今は英語のレベルも不十分ですし、夢のような話だとは思います。 しかし、今後の進路を考える上で大きなきっかけとなったことは間違いありません。自分の力のなさを痛感する経験もたくさんしましたが、いろいろな意味で成長できたと思います」。
今まで英会話学校に通っていなかった山本君は、10月から通う予定だとか。三好君も英会話に通う頻度を増やそうと思っているとのこと。 その他にも2人は日常生活の中で少しでも英語に触れるように、洋楽を聴いたり、英語で映画を見たりするようになったということだった。
今回は2人にインタビューしたが、その他にも12名の参加者があり、各自がそれぞれの経験をし、成長して帰国した。今後、ますます多くの学生がこういった機会を有効に活用し、世界で羽ばたく人材に育っていくことだろう。