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概要

豊田工業大学 2018

必要な情報を、必要な時に入手できること。 それが、高度な教育研究の実現には不可欠です。附属図書館では、このニーズに即応できるシステムを整備し、学生や研究生、教職員など多くの利用者の立場に立った運営を行っています。( 総合情報センター)附属図書館体験的教育を重視する本学には、学内に工作実習工場が設置されています。工学部1年次の必修科目「工学リテラシー」や研究活動を支援する施設です。工場内には旋盤・フライス盤・NC旋盤・研削盤・溶接機など、モノづくりの原点を学べる設備が充実しています。また、トヨタ自動車および三菱電機出身の実技指導員のもと、学生が自ら実験部品や装置などを製作することもできます。工作実習工場総合情報センターと学内ネットワーク本学キャンパス全域と学生寮には、情報コンセントおよび無線LANアクセスポイントが設置してあり、総合情報センターへの接続およびインターネット利用が簡単にできる環境を整備しています。学内のLANのバックボーンはギガビット・イーサネット(1Gbps)で、学外へ光ブロードバンド(1Gbps)によりインターネットへつながっています。また、VPN(Virtual Private Network)を利用して、学外からも学内ネットワークに接続することも可能です。学生たちは入学と同時に1人1台所有するノートパソコン※を活用して、履修申請・成績の確認をはじめ、履修科目のレポート提出、eラーニング設備を通じて英語の自習をすることも可能です。工学リテラシー実習テーマ実習の内容個人PCでの授業メディアルーム(図書館内)モノづくりの原点を体験するモノづくりの原点である代表的な加工法を体験し、加工現象などを観察しデータ計測を行います。同時に安全に対する基礎知識も学びます。シリコンウエハ上への薄膜形成とその微細加工。その過程の中で、半導体の微細加工技術の基礎を学び、測定値の処理をとおして有効数字を理解する。ワンチップマイコンを用いたライントレースカーの制御基板を製作し、電子工作の基本技術・技能を体得する。熱した鉄をハンマーで叩く自由鍛造、プレス機による金属の切断などを体験し、塑性加工と金属材料の性質について理解する。超伝導セラミックスの作製をとおして焼結加工を体験し、焼結の原理を理解する。 また、超伝導現象を観察し、知識を深める。形彫り放電加工機、ワイヤ放電加工機での火花放電加工と、レーザー加工機による加工を実施し加工特性を比較する。NCプログラムを作成し、NC旋盤を用いて複雑な軸対象形状を製作。 加工結果の寸法測定による機械加工精度の理解と、有効数字の理解を目指す。汎用フライス盤を用いて簡単な形状の物体を作製し、初歩的な切削加工を体験する。また、表面粗さの測定等を通し、加工条件の概念を理解する。溶接の代表的手法であるアーク溶接とスポット溶接を体験し、溶接による組織変化の理解および加工条件と破断限界の観察を行う。SolidWorksを用いてモデリングした立体形状を3Dプリンタと3Dプロッタを用いて造形することで、積層造形法と切削造形法の特性の違いを学習する。ポリエチレンの射出成形をとおして、流動性に及ぼす射出圧力と加熱温度の影響の考察を行う。プログラム可能な自律型ロボット・キットを組み立て、各自の自由な発想のもとで改造と改良を行い、ロボット競技会に参加する。自由テーマ(ワイヤ放電加工機・旋盤・小型蒸気機関車組立)から1つを選択し、自主的な加工とその学習を行う。クリーンルーム内の装置を用いた単結晶シリコン太陽電池の試作をとおして、半導体材料の基本的取り扱い方法などを会得する。電気自動車モーター駆動システムにおける単相インバーター回路の試作・評価を行い、パワーエレクトロニクスの基本を理解する。工学リテラシー1 工学リテラシー2半導体微細加工電子工作塑性加工焼結(高温超伝導体)特殊加工NC 旋盤フライス加工溶接3 次元形状加工射出成形自由課題A(ロボットコース)自由課題B(機械加工コース)自由課題C(太陽電池コース)自由課題D(電気自動車コース)※入学時に推奨機種の斡旋を実施。希望者には購入者用の貸与奨学金制度あり。◎IDカード(学生証)があれば、朝7時から夜12時まで、日曜・祝日も利用可能です。 貸出・返却・貸出更新は利用者自身がセルフ貸出端末にて手続きを行います。◎図書、学術雑誌、視聴覚資料など、自由に閲覧できます。◎閲覧室には無線・有線LANを設置し、個人のノートPCでも利用できます。◎図書館に関するあらゆる情報提供など、Webサービスも充実しています。◎他大学図書館と連携し、文献複写や相互貸借の依頼などもできます。実験・実習研究施設PC相談室35 36