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概要

豊田工業大学 2018

立場の垣根を越えて専門分野の壁を越えて人との関わりが、学びの視野を広くする。きめ細かい教育を実現する『塾的少人数』。本学は、教員1名につき学生約10名の徹底した少人数制により、まるで私塾のように志ある優秀な若者が師と仰ぐ人のもとで互いを切磋琢磨する教育環境を作り上げています。それにより、履修に関する相談など学生一人ひとりに対する手厚いサポートができ、さらに専門知識の修得だけにとどまらない全人的教育が可能となっています。また、教員や他学生との交流を密にできる環境が、学修面のみならず学生生活全般の充実にもつながっています。さらに、すべての学生が優れた実験施設で最先端の装置に接しながら学べるという点も特筆すべきメリットです。本学はトヨタ自動車の社会貢献の一環として、社会人のみの大学として開学しました。企業での実務経験や社会での経験が豊かな社会人学生と今では約9割を占める一般学生が共に在籍している環境も、本学の特長といえます。学部1年次は全寮制で、社会人学生をはじめ多様な人との共同生活が、学生たちの人間的成長に大きく役立っています。異なる文化や習慣に触れながら、自立心や基本的な礼儀、コミュニケーション能力などを身につけ、将来、社会に出たとき求められる『社会人基礎力』を磨いていくのです。社会人学生の派遣企業は、現在までで161社※。 産業界から多くの企業勤務経験者が集まっています。社会人学生との交流・寮生活で身につける『社会人基礎力』。教員1名あたりの学生数比較豊田工業大学 10.5名(2017年5月1日付)国立大学平均 9.4名(2016年5月1日付)私立大学平均 19.9名(2016年5月1日付)※2017年4月現在(学部+大学院修士課程)36名12名工学部(先端工学基礎学科) 90名入学定員分野の壁を越えた『先端ハイブリッド工学』をベースに複合・融合型の先端的研究領域『 ヒューマンライフアドバンステクノロジー』へ現代の社会は、異種類の技術要素を有機的に結合させて初めて実現できる複合型の製品やシステムを求めており、技術者・研究者には、複眼的な発想や学際的な創造力が必要とされています。本学では、こうした状況に応えるため、『先端ハイブリッド工学』という独自の概念に則り、機械システム、電子情報、物質工学などの専門特化型の教育・研究から、専門分野の壁を越えた分野横断型の教育・研究へと変革を進めています。 今後は、本学の強みである光・物質科学を礎として、情報科学技術とエネルギー・駆動関連技術を両輪とする新たな学際融合研究を推進し、「人の暮らしと活動をサポートする理工学」(ヒューマンライフアドバンステクノロジー)の確立と発展を目指した取り組みを進めます。※各分野の紹介はP15~P20へ機械システム分野電子情報分野物質工学分野人間と環境と科学・技術の調和。その目標に、新たな手法で迫る。エネルギー・動関連技術情報科学技術光・物質科学駆新たな学際融合研究将来現在先端ハイブリッド工学磨かれる社会人基礎力前に踏み出す力[アクション]考え抜く力[シンキング]チームで働く力大学院工学研究科修士課程(先端工学専攻) [チームワーク]大学院工学研究科博士後期課程(情報援用工学専攻/極限材料専攻)7 8