次世代文明センター活動報告：江口教授が名古屋市教育委員会が開催した「キャリア教育に係る有識者懇談会」（7/19）に出席

2023.08.18

　次世代文明センター長の江口 建 教授（人文科学研究室）が、小・中学校におけるキャリア教育の充実に向けた有識者懇談会（主催：名古屋市教育委員会）に出席しました。

　名古屋市では、2024年度から市立の小・中学校などでキャリア教育に関する授業「キャリアタイム」を導入する予定です。そのための検討会が、7月19日に名古屋市役所本庁舎にて開催されました。
　懇談会には、委員として、キャリア教育の専門家、大学教員、小学校教員、企業人などが出席し、今後のキャリア教育のあり方について活発な意見交換がなされました。その中で江口教授は、「学校で学んだ知識が社会に出てから使いものになるためには、自分たちが学校で学んでいることが社会とどのようにつながっているのかを、子どもたち自身に見えるようにしてあげなければならない」と述べました。また、これまでの学内外での指導経験をもとに、キャリア教育の充実は「ダイバーシティ教育」（多様性についての意識変革）と切り離せないこと、さらには「探求学習」とセットで実施する必要があることを強調し、同制度の整備について見解を発信しました。

▼本懇談会は、中日新聞およびNHKニュースでも紹介されています。
https://www.chunichi.co.jp/article/732231
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20230720/3000030569.html

※次世代文明センターは、次世代の文明社会を担う人間の育成を目指し、本学の人文社会系・教育系の知の拠点として設立された研究・教育センターです。