豊田工大Release
現職に学ぶ"モノづくり"の楽しさ「トヨタ生産方式概論(集中講義)」
2024.09.14
トヨタ自動車 生産調査部から5名の講師を招き、今年も"モノづくり(ものの作り方や仕組みが安全・品質・リードタイムや原価と密接に関連性を持つこと)"を学ぶ、3日間の集中講義「トヨタ生産方式概論」が今年も開講されました。(本学の特色ある授業≫
学部3年生を主な対象とした本授業では、最初の2日間は「トヨタ生産方式」の基本的な考え方の講義を受け、最終日に、これまで学んだことを踏まえて「徹底したムダの排除」を実現する演習を行います。
実際の生産現場での実例に基づいたレクチャーやアドバイスを受ける貴重な機会となっています。
グループに分かれて行う演習では、それぞれが部品製造会社を立ち上げた想定で改善を繰り返し、いかに品質を維持し、収益性を高められるかを競います。
学生たちは話し合いと創意工夫を重ね、時折、講師からのアドバイスやヒントを得つつ、一人ひとりが真剣に改善策を考えることで模擬演習と講義が重なり、"モノづくり"の楽しさと理解が深まりました。