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【学生の活躍】学部3年生の石垣真冬さんがIDE大学協会東海支部セミナーに参加(8/22)

2025.09.04

学部3年生の石垣 真冬さんと齋藤 和也 学生部長が、IDE大学協会東海支部 令和7年度 「IDE大学セミナー」で主に久方寮に関する話題提供を行いました

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教員をはじめ、多くの大学関係者などが集まる中で壇上に立ち学生視点の意見を発信

 日本の高等教育の充実・発展に貢献することを目的とする任意団体「IDE大学協会」。その東海支部が主催する「IDE大学セミナー」(8/22開催)において、学部3年生の石垣真冬さんと齋藤和也学生部長が登壇し、主に久方寮に関する話題提供を行いました。

 学習サポーター長である石垣さんは、寮での日常生活や寮運営の課題について述べ、現状に満足せず、大学全体で課題解決に向けて改善していく必要性について語りました。また、高校までの学習方法や考え方から学生自身を解放し、「自分で考え、より深く考察する」ためにはどうすればよいのか、学生の視点から問題提起しました。

 他大学などの登壇者からも特色あるキャンパス運営に関する事例が発表され、それらを聴講した石垣さんは「キャンパスの設計や施設の構想などは、大学での自由闊達な学びを可能とできるように、教職員などの関係者が知恵を寄せあって成り立っているということを実感しました。その想いが学生にも伝わり、学生がその想いを理解して活動ができるように、双方向のコミュニケーションを促進する必要があるのでは」と感想を述べました。

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齋藤先生と共にパネルディスカッションにも同席し聴講者からの質問に答える石垣さん

 「教育・研究・社会貢献」を三本柱として活動する大学が、学生の成長の場でありながら、その地域で親しまれ、共に発展していくにはどうすればよいか、ということについて、多くの大学関係者が集まって意見交換や情報共有を行った本セミナー。会場となった名古屋大学では、東海国立大学機構が運営する2025年夏に開業した(コモンネクサス、愛称「ComoNe・コモネ」)を見学し、大学がさまざまなつながりを生み出す拠点として、地域とともに常に変化し続けるその姿に感銘を受けました。

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ComoNeは近隣の方や子どもたちなど、すべての人に開放された探究空間