豊田工大Release
【学生活動】~国内最高峰のレースに挑む!~「SPARTAN RACE サークルAres」が新潟大会で「BIGGEST TEAM 1位」を受賞(9/13)
2025.10.09
「SPARTAN RACE」日本最高峰の舞台で、本学のサークル「Ares」が3年連続受賞の快挙を達成
世界40カ国で年間170レース以上が開催されている世界最高峰・最大級の障害物レース。2017年に日本国内で初開催され、「Ares」は2019年に初めてレースに参加。以来、毎年スパルタンレースに挑み続けています。
9月13日に新潟県・湯沢町の「GALA湯沢」で行われた新潟大会は、年間で最もレベルが高く、参加者が多数集まる国内最大規模のレースです。
スキー場の急な傾斜を活かした勾配の厳しいコースで、各地から集まったチームが熱戦を交わしました。
各種レースのうち「スプリント」は、タイムを競うのではなく、メンバーで助け合いながらゴールを目指すレース。
コース内に設置された20の障害物を乗り越え、全長5kmの道のりを走り切るというもので、個人の体力や筋力に加えて、高いチームワークが求められます。
レース経験者が率先して、くじけそうになっているメンバーを鼓舞し、チームをけん引する姿がみられました。
「Ares」は「スプリント」のカテゴリーで、参加者数が最も多いチームとして、「BIGGEST TEAM 1位」を受賞。
「BIGGEST TEAM 2位」を受賞した2023年・2024年に続いて、3年連続の入賞という偉業を達成しました。
今年のチームの代表メンバーに、サークル活動の魅力についてお話を伺いました
サークル長・学部2年原田裕哉さん(左上)、吉村真美講師(右上)、副サークル長・学部4年叶裕貴さん(右下)、副サークル長・学部2年吉田圭吾さん(左下)
前サークル長からの推薦で今年のサークル長を務めることになったという、学部2年の原田裕哉さん。スパルタンレースに興味を持ったのは、1年生の春のサークル紹介がきっかけでした。
「今回サークル長として最も大変だったのは、レース前の綿密な事前準備です。ホテルの手配やメンバーへの連絡など、調整役としてリーダーシップを発揮することは初めてで、多くの課題に直面しました。その経験から、チームを組織として機能させる難しさを大きく学びました。また、活動中は新入生がチームになじめるよう、細やかなフォローを常に心掛けていました。メンバー全員がスパルタンを楽しいと思えるよう、これからもチームとして最善の形を追求していきます。今年の経験を糧に、来年入ってくる後輩たちにこのサークルの魅力を最大限にアピールし、さらに発展させていきたいです」と、話してくれました。
今年の受賞の喜びを語る、サークル長の原田さんと副サークル長の叶さん
学部4年の叶裕貴さんは、入学後すぐに「Ares」に入り、1年生から4年生までスパルタンレースに毎年参加。昨年はサークル長としてチームを引っ張り、今年は副サークル長としてチームを影で支えています。4年間サークル活動に情熱を注ぎ、数々のレースに挑み続けた経験から、「Ares」の魅力について熱く語ってくれました。
「私は4年間のサークル活動を通して、目標達成のために自ら考え、行動する力を体得しました。レースに向けた継続的なトレーニングはもちろん、出場費用を工面するための計画立案といった経験全てが、この力を培ってくれました。スパルタンレースへの挑戦は、単なるスポーツ経験ではなく、人生においてかけがえのない自信と財産になります。来年の新入生にスパルタンの魅力をしっかりと伝えて、サークルの歴史を引き継いでいってほしいです」と話しました。
また、「今年の大会後の打ち上げ会はサークル史上最多の人数となり、社会人のOB・OGの先輩方も数多く参加してくださいました。レースを走り切った喜びを共に分かち合うこの打ち上げ会は、同窓会的な雰囲気があり、研究室選択や就職活動などに関する疑問を先輩に直接聞くことができます。普段の生活では接点のない先輩方とのつながりを持つことができるのも、このサークルの大きな特色です。サークルを活用して新たな人間関係を構築し、進路の選択肢を広げていってください」と、後輩へ向けてエールを送りました。
- 「SPARTAN RACE サークルAres」
2019年にたった5名で立ち上げた「Ares」。現在では学部生71名が所属し、本学で最も大きなサークルへと成長。久方寮からも近く、気軽に利用できるトレーニングジムを活用し、本番に向けてメンバーそれぞれが自己管理を徹底。今後の活躍に期待が高まります。