豊田工大Release
ライティングのススメ~「書く力」と「考える力」を磨く、対話の場・ライティングサポートデスク~
2026.04.06
伝えたいこと、AIに頼らず自分の言葉にできますか?
本学は長期ビジョンにおいて、次の内容を「教育に関する実現に向けたシナリオ」の一部として掲げています。
「覚える学修」を廃し、「論理的に考えて深く理解する学修」を全学的に徹底します。
AIのおかげで、文章を書くこと自体は気軽になりました。既知の事実を並べるだけなら、AIの方が得意かもしれません。しかし、自分の頭で考え抜いたことを言葉にし、「ここを伝えたい」という想いを乗せること。そして、答えのない未知の領域に挑む大学での学びにおいて、分析や考察を重ね、自ら手繰り寄せた「帰結に対応した理由」に基づき、情報を分かりやすく整理して正しく伝えること。こればかりは、AI任せにすることはできません。
レポート作成や論文執筆など、大学では文章を書く機会が多く、ライティングスキルを向上させることは本学学生にとって不可欠なことです。そんな彼らをサポートするため2025年度より「ライティングサポートデスク」を開設しました。
正解を教えるのではなく、共に「より良い文章」を考える
サポートデスクの大きな特徴は、単に文章の「添削」をするのではなく、専門スタッフがマンツーマンで、学生の皆さんと文章に向き合い、対話を通じて「どうすればもっと伝わるか」を一緒に考えることです。
学生の皆さんは、スタッフと対話することで自分の文章の弱点に気づき、自らの手で書き直していくプロセスを繰り返すことで、一生役立つ「自立した書き手」としての力が自然と身についていきます。
構想から仕上げまで、レポートやエントリーシートなど幅広くサポート
サポートの対象は、授業のレポートや小論文、各種申請書から就職活動のエントリーシートまで、幅広いジャンルに対応しています。
「まだ書き始めていないけれど、構成を相談したい」という構想段階から、執筆中に行き詰まった時、あるいは書き終えた後の最終チェックまで、どの段階でも気軽に相談できます。文章の組み立て方や、伝わりやすい言い回しのコツなど、一人ひとりの状況に合わせたアドバイスを行います。
AIにはできない「納得」を。自分の言葉を見つける対話。
【ライティングサポートスタッフからのメッセージ】
本学の学生さんと接して驚いたのは、皆さんの計画性の高さと、社会貢献に対する意識の強さです。締め切りよりもずっと早くから準備を始め、実社会とのつながりを考えながら書こうとするその姿勢は、素晴らしいポテンシャルです。
ただ、一生懸命に書くあまり、専門外の人には難解な表現になっていたり、情報の羅列になっていたりすることも。そんな時、私たちとの「対話」が役に立ちます。
スタッフが一方的に正解を教えるのではなく、「誰に伝えたい?」「ここを詳しく聞かせて」と質問を重ねる中で、あなた自身の言葉の中から、キラリと光るエピソードやより良い表現が見つかるはずです。実際に最初は難解だった文章が、対話を経て劇的に読みやすくなり、手応えを感じながら再び筆を進める学生さんも多くいます。
「研究内容は自信があるけれど、文章にするのは苦手」「エントリーシートの志望理由がうまくまとまらない」......。そんな時は、ぜひライティングサポートデスクを訪ねてください。皆さんの挑戦を、全力でサポートします。
【ライティングサポートデスク利用案内】
開室日:月・火・木曜日
開室時間:12:00~19:00
場所:ラーニングコモンズA(中央棟1階)
利用方法:事前予約制(Google Classroomより受付)※学内限定アクセス
注意事項:自立支援を目的とするため、スタッフによる代筆は行いません。対面相談のみの対応となります。高度に専門的な内容(卒論等)や個人の創作物は原則として対象外ですが、場合によっては相談に応じます。
ライティングのスキルは、コツを掴むことで誰もが着実に伸ばせる能力です。皆さんが持つ高度な専門知識を、より多くの人に届けるために、ぜひスタッフとの対話を、自分を磨く場として活用してみてください。
