豊田工大Release
iPlaza のE-SUPイベント「Excursion」を開催 ~ 英語で観光地を巡る旅~(5/18)
2025.05.30
本学では、入学してから卒業まで継続して英語力向上に取り組める、「英語Step-Up Point制度(ESUP)」を導入しています。
このユニークな仕組みを活用し、国内にいながらも海外出身者とのコミュニケーションの機会を得たり、異文化に触れて国際感覚を養ったりするなかで、自発的に英語学習に取り組み、相当な英語力を身に着け、自身が活躍できる世界を広げています。
そのうちの一つである今回の「Excursion(遠足)」は、本学に在籍する海外出身の研究員や留学生と日本人学生が交流を深め、会話を楽しみながら観光地を巡る恒例イベントです。
リーダー役を務める日本人学生は、リハーサルを行うなど入念な事前準備の上、当日を迎えます
今回は31名が参加し、滋賀県彦根市を訪れました
Excursionは参加者同士、基本的にコミュニケーションは英語を用いることとし、これまでに学んだ英語表現を駆使するなど、自身の英語力を試す良い機会となっています。
参加者は4つのグループに分かれて、彦根城周辺を探索。
各グループに割り当てられた2名のリーダー学生が、城の歴史や成り立ちなどについてグループのメンバーに紹介しました。
庭園「玄宮園」も、もちろん英語で紹介
各グループは屋形船に乗って彦根城をお濠から眺めるツアーにも参加。
船頭さんが日本語で説明したことを、日本人学生が英語に翻訳して、海外出身の参加者に伝えました。
日本人学生・海外出身者ともに好評だった屋形船の乗船体験
また、リーダー学生がホストとしてグループメンバー全員が楽しめるよう場を盛り上げ、日本人の一般参加学生も、留学生や海外出身の研究員と積極的に英語で交流しました。
今回の遠足にリーダー学生として参加した学部2年の浅見すみれさんは、日ごろから積極的にiPlazaを活用し、継続的に英語学習をおこなっている学生の一人。
iPlazaのイベントなどを活用して、実践的な英語に触れる機会が増えたことで、英語力が高まっているのを感じているそうです。
スケジュール管理やルート選定などもリーダーの役目。ホスト役は大変ながらも楽しかったと話す浅見すみれさん(写真左手前)
「自国の文化を海外出身者に説明し、興味を持ってもらい、さらに会話を弾ませるのは、母国語でも簡単ではありません。
また、英会話レッスンなどで、先生を前に話すシチュエーションとは違った実践的な場。
相手とのコミュニケーションを楽しみながら、"英語脳"を働かせる良い経験ができた」と語ってくれました。
玄宮園にある茶室「鳳翔台」では、お作法の説明を通し日本の文化を共に楽しむ
また、「こういう風に説明すればよかったと後になって思ったこともあります。
日本の文化や歴史への理解を深めたほうが会話のバリエーションがもっと広がるということも実践を通じて感じました。
さまざまな気づきが今後の英語学習へのモチベーションになります」と振り返り、Excursionの魅力について話してくれました。