豊田工大Release
奈良女子大学との交流会を実施(9/24・25)
2025.10.07
6月に実施した奈良女子大学での交流会に続き、本学で豊かな学びと交流を深めました
- 本交流会について
今年で3年目となる両校の女子学生同士の交流会。他大学との交流を通じて視野を広げ、「工学」を志す女子学生が、自分の置かれた環境への理解を深め、将来のキャリアについて考える機会として実施。「幹事学生」が主体となり、企画を運営することで、リーダーシップやチャレンジ精神を育むことも目指しています。
両大学の「幹事学生」の女子学生たちが、例年以上に意欲的に活動
本学から5名、奈良女子大学から7名の女子学生が「幹事学生」として参加し、さまざまなイベントの企画・運営を担当しています。
例年にも増して精力的に活動しており、7月には本学の学生3名が豊田西高校への出前(出張)授業を実施。
9月に行われた本学の大学祭「天樹祭」では、幹事学生がトヨタ自動車の女性社員とともに、高校生に対して学びや仕事に関する具体的なアドバイスを行うなど、多様な活動を通じて活躍しています。
出前授業として女子学生が豊田西高校へ出向き、理系女子の学生生活について発表
トヨタ自動車の女性社員とともに、高校生にキャリア形成のヒントを伝える
多角的なプログラムを通して、両校の学生が親睦を深める
今年最後のイベントとして、奈良女子大学の学生を本学に招いて交流会を実施。
本学をより深く知っていただくために、「工学基礎実験2」や「CP基礎および実習2」の授業見学に加え、奈良女子大学の皆さんを2つの研究室にご案内しました。
考えたデザインに沿ってガラス釉薬を載せ、焼成して完成
創造性開発工房(Eiji工房)ではガラス釉薬を使ったキーホルダー作りを体験し、工学的なものづくりの楽しさに触れていただきました。
また、障子ラウンジにてジェンダーをテーマに哲学的な対話を行うなど、知的好奇心を刺激し、内容の濃いプログラムとなりました。
ジェンダー論に焦点を当て、哲学的な対話を通じて考察を深めました
夜は国際交流ハウス(Ti-House)にてピザパーティーを通して交流を深め、最終日には名古屋市内を散策し、両校の学生は楽しいひとときを過ごしました。
参加者からは、「初めてイベントを自ら企画したことで、自信がついた」「視野が広がり、柔軟なものの見方ができるようになった」「他大学の学生との交流から、大きな刺激を受けた」といった感想が寄せられ、両校の学生にとって、大きな成長につながる実りある経験となりました。