【大学院修士課程 先端工学専攻】概要と特色/修了要件
専門領域における高度な研究能力を養う
各専門領域において先端的かつ国際的な舞台で活躍できる素養を備えた技術者・研究者を育成します。 科目は厳選され、テキストは国際レベルのものを使用しています。
学びの特色
新分野を拓く人材を育成
修士課程先端工学専攻は工学の中核的学問であり、かつ相互に関連の深い「機械システム」「電子情報」「物質工学」の3分野で編成されています。 本課程では、専門科目やセミナー科目等、履修ならびに修士研究を通して、「専門領域における先端的な研究開発が推進できるとともに国際社会で活躍できる素養を持った人材」の育成を目指しています。
世界水準を目指した教育
豊田工業大学の目指す国際レベルの教育は、確実に成果をあげてきています。 科学技術のさらなる進展およびますます高度になっていく社会のニーズに対応できるカリキュラムを用意しています。 厳選された科目、学生の自学自習を重視した密度の高い授業の実施、国際的水準を備えた教科書の使用、詳細なシラバスによる学習目標や授業計画の明示、組織的・継続的な教育改善などにより各方面から注目される教育を実施しています。
社会人の積極的受け入れ
学部と同様、修士課程においても、企業のニーズを肌身に感じ、より高度な専門知識や技術習得の必要性を痛感している現役の社会人にも門戸を開いています。 研究室と企業のニーズが直結する環境の中で、時代が求める新しい発想や価値観をもった技術者、研究者が育っていきます。
英語面の特徴
修士課程においては、学部以上に国際語としての英語の必要性が高くなります。 テキストに洋書を用いた授業の実施や語学トレーニングを実施しています。また、専門性の高い論文執筆、国際会議でのプレゼンテーション等のトレーニングを目的とする「科学技術英語」を必修科目としてカリキュラムに加えています。
修了要件
修士課程を修了するための要件は、次のとおりです。
a. 2年以上在学していること。
b. 次の単位数を修得していること。
<2023年度以前入学者>
区分 | 単位数 | 条件 |
---|---|---|
専門基幹科目 |
16単位以上 |
主専攻分野科目の専門基幹科目4単位以上、主専攻分野科目の専門科目10単位以上を含むこと |
専門科目 | ||
専門共通科目 | ||
セミナー科目 | 2単位以上 | 所属研究室のセミナー1・2の2単位を含むこと |
英語科目 | 2単位以上 | 科学技術英語1、科学技術英語2を含むこと |
高度教養科目 | 1単位 | 「科学・技術と人間・社会」 |
総合科目 | 2単位以上 | 「修士TA実習1・2」の2単位を含むこと |
特別研究 | 7単位 | 特別研究1、特別研究2 |
合計 | 32単位以上 |
<2024年度以降入学者>
区分 | 単位数 | 条件 |
---|---|---|
専門基幹科目 |
14単位以上 |
主専攻分野科目の専門基幹科目4単位以上、主専攻分野科目の専門科目8単位以上を含むこと |
専門科目 | ||
専門共通科目 | ||
セミナー科目 | 2単位以上 | 所属研究室のセミナー1・2の2単位を含むこと |
英語科目 | 2単位以上 | 科学技術英語1、科学技術英語2を含むこと |
高度教養科目 | 1単位 | 「科学・技術と人間・社会」 |
総合科目 | 3単位以上 | 「修士TA実習1・2」各1単位と「輪講」1単位を含むこと |
特別研究 | 8単位 | 特別研究1、特別研究2 |
合計 | 32単位以上 |
c. 修士論文の審査および最終試験に合格していること。