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〒468-8511 名古屋市天白区2-12-1

光・熱・磁気記録技術をベースに夢のユニバーサルメモリやスピンコンピュータ原理技術創生を目指す

情報記録工学研究室は、スピンを自由に操って未来を切り拓く、全く新しい電子デバイス創生を目指しています。




研究テーマ


1 磁性細線スピンメモリの研究
  HDDや半導体メモリの代替技術提案。安価で高速アクセスが可能、消費電力で長期保存が可能な夢の究極メモリ。
  光ディスクの生産ラインで作れることが特徴で、ビットコストの大幅な低減が期待できる。
2 スピンロジックの研究
  1と同一動作原理を用いて、簡単な構成で高速駆動かのうでメモリ性のあるスピンロジック提案。1と同一プロセス
  で同一基板上にメモリ&ロジックとして組み込め、全く新しい人工知能への応用が期待できる。
3 スピン発電の研究
  従来、の間接発電(ファラデーの法則)ではなく、スピントロニクスを利用した直接発電(スピン発電)の基礎
  研究を推進している。が用いられていた。
4. トポロジカル超格子の磁気応答の研究
  トポロジカル超格子は新しい電子構造を持つ新物質として期待されており、磁性原子を含んでいないにも関わらず
  磁気的応答(磁気光学効果、異常ホール効果、磁気抵抗効果など)を示し、これらの物理的起源を探求している。


NEWS新着情報

2021年6月2日~4日 学生さん居室の部屋の大改造を行い、とても清潔で広々として心地よい居室になりました。 
皆さん本当にお疲れ様でした。

2021年6月2日 Phys. Rev. BにYagmurさんの磁化依存逆スピンホール効果(MD-ISHE)の論文が掲載されました。
A. Yagmur, S. Sumi, H. Awano, and K. Tanabe, "Magnetization -dependent inverse spin Hall efect in compensated ferrimagnet TbCo alloys", Phys. Rev. B, 103, 214408 (2021)

2021年4月1日 新4年生小田切さん、坂本さん、明瀬君、安江君、和井内さんが配属され、研究室が大いに活性化されました。

2021年3月18日 大阪大学の千葉研究室、Spring8との共同研究成果がScientific Reportsに掲載されました。
hinya Ota, Pham Van Thach, Hiroyuki Awano, Akira Ando, Kentaro Toyoki, Yoshinori Kotani, Tetsuya Nakamura, Tomohiro Koyama, Daichi Chiba, "Strain-induced modulation of temperature charactoristics in ferrimagnetic Tb-Fe films", Sci. Rep., 11, 6237(2021)

2020年12月8日 PDのArmet Yagumurさんの成果がPhys. Rev. Appl.に掲載されました。
A. Yagmur, S. Sumi, H. Awano, and K. Tanabe, “Large inverse spin Hall effeci in Co-Tb alloys due to spin Seebeck effect.”, Phys. Rev. Appl., 14, 064025 (2020)

2020年12月1日 日本磁気学会誌「展望」に、粟野の「究極の光磁気記録を目指して」が掲載されました。
粟野博之 日本磁気学会誌15巻6号289頁

2020年8月11日 名古屋工業大学田中先生、壬生先生、関西大学本田先生のグループとの共同研究成果がJAPに掲載されました。
M. Tanaka, M. Shimazaki, T. Omasa, T. Suzuki, S. Honda, H. Awano, and K. Mibu, "Stabilization of Néel-type domain walls in multilayered magnetic wires using antiferromagnetic interlayer exchange coupling", J. Appl. Phys., 128, 063902(2020)

2020年7月10日 産総研富永CRESTリーダーとの共同研究成果がNature publishing journal 2D MAterials and Applicationsに掲載されました。
J. Tominaga, N. Miyata, S. Sumi, H. Awano, S. Murakami, "Topologically protected spin diffusion and spin generator using chalcogenide superlattices", Npj 2D MAterials and Applications, 4, 22(2020)

2020年6月5日 産総研富永CRESTリーダーとの共同研究成果がAPEXに掲載されました。
J. Tominaga, S. Sumi, H. Awano, “Intermixing suppression through the interface in GeTe/Sb2 Te3 superlattice”, Appl. Phys. Express, 13,075503 (2020)

2020年4月1日
新しく今春東北大安藤研で博士号を取得したSina RanjbarさんがPDとして着任しました
2020年3月
世界的なコロナウイルス騒ぎで残念ながら応用物理学会が中止になりました。B4の久田君、福田君、永田君、M1の松本君が発表予定でしたが、中止になりました。卒業式も中止、研究室歓送会は延期です。この騒ぎが速く終息することを願っています。
2020年3月9日
福田君、田辺先生が頑張ったGdFeCo合金薄膜によるスピン発電がAPLに掲載されました。Appl. Phis. Lett. 116, 102402 (2020); https://doi.org/10.1063/5.0002802
2020年1月31日
B4の久田君、福田君、永田君、M1の澤君、松本君、田辺先生が、IEEE Magnetics Society Nagoya chapterの若手研究会で成果発表を行いました。うれしいことにOutstanding Presentation Award3件中、福田君と澤君がそれぞれBest Poster Awardを受賞しました。
  
2020年1月7日
来年度の研究室配属が決まりました。及川さん、神戸君、久野さん、小林君、出口君、中村君、ようこそ情報記録工学研究室へ!ということで研究室全員で歓迎会を行いました。かねてよりの永田君のお勧めで、はじめて本格インドカレー屋さんでの歓迎会を行いました。巨大ナンがおいしかった!
2019年9月18日
M1の澤君、4年生の久田君、福田君、研究員の鷲見さんが北大で開催されている応用物理学会秋季学術講演会で発表しました。
2019年9月13日
大阪大学千葉大地先生のグループ、NIMSの内田健一先生のグループと豊田工大粟野研究室とで「基板を曲げたり引っ張たりするだけで素子内の熱流方向を変えることに成功」とプレスリリース 。 詳細はScientific Reportsに掲載
2019年9月2日
PD研究員のAhmet Yagmurさんが研究室に着任しました。
2019年8月25日~30日      
Sweden Uppsalaで開催されたJIMS2019において、M1の松本君、PDのThachさんがそれぞれ成果発表を行いました。
2019年6月23日~26日  
Czech Republich Plachで開催されたMORIS2019において、M1の松本君、澤君、PDのThachさん、鷲見研究員と粟野で4件の成果発表を行いました。
2019年4月15日
両極性半導体におけるスピン拡散長が非常に長い実験結果をこれまで見出してきましたが、そのメカニズムが両極性半導体のホールと電子のそれぞれのスピン伝導で説明できるモデルがApplied Physics Expressのオンライン版に掲載されました。(埼玉大学、大阪大学、岡山大学との共同研究)
2019年3月9日
B3の福田君、B4の澤君、高橋君、松本君がそれぞれの研究成果を応用物理学会(東工大)で発表しました。
2019年3月8日
電気学会マグネティックス研究会で粟野先生が[Tb/Co]/Pt磁性細線の電流磁壁駆動に関する研究」について発表しました。
2019年3月1日
本学当研究室が所属する「スマート光・物質研究センター」第1回シンポジウムでB3福田君、B4松本君、研究員の鷲見さん、田辺先生が発表しました。
2019年1月30日
IEEE東海地区若手研究会でB3福田君、B4松本君、高橋君、澤君がそれぞれの研究成果を発表しました。
2019年1月16日
米国ワシントンで開催されたMMM/Intermag'2019で鷲見研究員がObservation of thermal distribution of magnetic nanowire memory by current injection.”、Thach研究員がFast current-induced domain wall motion in symmetric ferrimagnetic Tb-Co alloy wires” を発表しました。
2018年12月3日
TbCo/Ptヘテロ接合磁性細線の電流磁壁駆動において、Pt層からTbCo内に侵入する伝導電子のスピンコヒーレンス長が異常に長い現象を見出し、このメカニズムがフェリ磁性特有であることについてNature Materials にオンライン掲載されました。(National Univ. of Singapole、Korea Univ.らとの共同研究)
2018年11月1日
電気学会マグネティックス研究会で鷲見研究員が「Pt/TbCoヘテロ界面における磁気光学効果の波長依存性評価」を発表しました。
2018年7月19日
PolandのKrakowで開催された ETOPIM11で招待講演「Current driven domain wall motion study of magnetic wire with hetero-interface between RE-TM and heavy metal layers」を粟野先生が「Interference induced enhancement of magneto-optical effect in Pt/TbCo hetero-structured films」を鷲見研究員が発表しました。
2017年6月24日
台湾中興大学からの留学生Wuさんが本学と中興大学の両方の修士号(ダブルディグリー)を獲得できました。      
2017年4月17日
BangさんがIreland Dublinで開催されたIntermag2017で発表しました。    
2017年4月1日
大学側の要請で当研究室の所属が材料系から電子情報系に、研究室名が情報記録工学研究室に変更になりました。もともと材料系と電子情報系の両方が研究テーマであったので、どちらの所属であっても研究テーマ自体に変更はありません。    
2017年3月30日
黒川さんの論文がAIP Advances7, 035325 (2017) に掲載されました。"Thermal reduction of the threshold current density for current-induced domain wall motion in Tb-Co magnetic alloy wire"       
2017年3月24日
黒川さんが九州大学の助教として栄転されました。  
2017年3月22日
研究室歓送会開催。修士2年の浅利君、木村君、柴田君、松田君、ダブルディグリーのWuさん、学部4年の後藤君、柴田君卒業おめでとうございます!  卒業生の前田君も一緒に祝ってくれました。      
2017年3月14日
学部3年生の家元君、修士1年の吉村君、ダブルディグリーのWuさんが横浜のパシフィコ横浜で開催された第64回応用物理学会春季学術講演会で発表しました。    
2017年3月13日
鷲見さんが東京大学で開催された第32回日本磁気学会光機能磁性デバイス・材料専門研究会で「TMRヘッドを用いた希土類・遷移金属磁性細線の記録再生評価」を発表しました。
2017年2月28日
浅利君の論文がAIP Advances7, 055930 (2017) に掲載されました。"Novel magnbetic wire fabrication process by way of nanoimprint lithography for current induced magnetic switching"
2017年2月1日
新しく研究員としてPham Van Tachさんが着任しました。    
2017年1月20日
黒川さんが第31回日本磁気学会光機能磁性デバイス・材料専門研究会で「希土類遷移金属/Ptヘテロ界面細線における電流磁壁駆動と温度及び磁界の関係」を発表しました。      
2016年12月16日
粟野が九州大学で開催されたKorea-Japan Spin-Orbit Worshopで「Spin-Orbit study of (RE-TM)/Pt magnetic wire」を発表しました。    
2016年12月2日
浅利君、黒川さん、Bangさんが米国New Oreansで開催されたMMM2016で発表を行いました。    
2016年9月25日
8月から2か月間ドイツのGutenberg 大学のMathias Klaui教授の研究室でスピントロニクスの共同研究を行ってきた近藤君が優れた結果をもって研究室に帰ってきました。。    
2016年8月7日
浅利君、黒川さん、Bangさんが米国New Oreansで開催されたMMM2016で発表を行いました。    
2016年8月3日
粟野が台湾のTainanで開催されたIcAUMS2016で招待講演"Magnetic recording on the RE-TM /Pt magnetic wire deposited on nano-imprinted plastic substrate"を行いました。
2016年6月20日 、21日
Do Bangさん、黒川さん、鷲見さんが、Sweden Uppsala大学で開催された9th MML(Metallic Multilayer Symposium)で3件の成果発表しました。なんとSwedenは夏至祭りで日没は夜11時、日の出は朝3時で、夜中もうっすらと明るい状態でした。
2016年6月9日
粟野が仙台で開催された電子情報通信学会磁気記録・情報ストレージ研究会で招待講演「重金属Pt層と希土類・遷移金属合金層からなる磁性細線における電流磁壁駆動」を報告しました。  
2016年5月
黒川さんの論文がJJAPに掲載されました。"Current-induced domain wall motion attributed to spin Hall effect and Dzyalosinsky-Moriya interaction in Pt/GdFeCo(100nm) magnetic wire"
2016年5月
Bangさんの論文がPhysical Review Bに掲載されました。 "Enhancement of spin Hall effect induced torques for current-driven magnetic domain wall motion: Inner interface effect"
2016年4月
新しく後藤君、柴田君、家本君、柴田君が研究室配属となりました。
2016年3月29日
台湾中興大学のWu Cheng-Ying君(M1)がダブルディグリープログラム遂行のため本研究室に所属し、新しいスピントロ二クスの研究を開始しました。
2016年3月19日
名工大の田中先生、埼玉大学の西間木君が日本応用物理学会で共同研究の成果報告を行いました。
2016年3月19日
黒川さんが日本物理学会で成果報告、名工大M1の住友君が日本物理学会で共同研究の成果報告を行いました。
2016年3月4日 ~6日
粟野がシンガポールで開催された2nd Annual World Congress of Smart Materials-2016招待講演を行いました。
2016年1月11日~15日
粟野が米国San Diegoで開催された13th MMM/INTERMAG Joint Conferenceで成果報告を行いました。
2015年11月29日 ~12月2日
黒川さん、Bangさん、柴田君(M1)がマレーシアペナン島で開催された14th Magnetics and Optics Research International Symposium (MORIS2015)で3件の成果報告を行いました。
2015年11月
粟野とBangさんがVietnam Da Nangで開催されたInternational Workshop on Nanoscience and Nanotechnologyで成果発表を行いました。
2015年7月31日
M1の松田君がイギリスのYork大学への2か月間の共同研究に出発しました。
2015年7月31日
M1の浅利君がドイツのGutenberg大学への2か月間の共同研究に出発しました。
2015年7月5日~10日
浅利君(M1)、Bangさん、黒川さんがスペインバルセロナで開催された20th International Conferences on Magnetismで3件の成果発表を行いました。
2015年6月
粟野が韓国Busanで開催されたCC3DMR2015で招待講演を行いました。
2015年4月
新しく近藤君、平野君、南君、吉村君が研究室に加わりました。
2015年1月
粟野が映像メディア学会、電子情報通信学会共催の研究会で招待講演を行いました。
2014年11月
Bangさん、竹内君(M2)がHawaiiで開催された世界磁性物理学会MMM(Magnetic and Magnetic Materials)で発表しました。
2014年9月
M1の前田君が北海道大学で開催された応用物理学会で発表しました。
2014年7月
粟野がロシアのモスクワで開催されたMoscow International Syimposium on Magnetismで招待講演を行いました。
2014年5月
Bangさん、前田君(M1)がドイツのDresdenで開催された世界応用磁性物理学会Intermag2014で発表しました。
2014年4月
タイの泰日工業大学からPijareeさんがメンバーに加わりました。3カ月のインターンシップです。
2014年4月
新しく浅利君、木村君、柴田君、松田君がメンバーに加わりました。
2014年3月
粟野が第48回スピンエレクトロニクス研究会で発表しました。
2014年3月
大野(M2)が電子情報通信学会・情報ストレージ研究会で発表しました。
2013年12月
粟野が米国(Orlando)で開催されたEMN Fall (Energy Materials & Nanotechnology Meeting)で招待講演を行いました。
2013年12月
前田(B4)、兼平(M2)、川本(M1)、大野(M2)が大宮で開催された14th MORIS'2014 (Magnetics and Optics Research International Symposium)で成果発表を行いました。
2013年11月
粟野が台湾(Hualien)で開催されたAsia Pacific Data Storage Conference APDSC'2013で招待講演を行いました。
2013年
フランスパリで開催されたInternational Japanese French Workshop on Spintronicsで招待講演を行いました。
2013年9月
粟野が応用磁気学会シンポジウムで成果発表を行いました。
2013年8月
原田君(M1)が電気学会マグネティックス研究会で成果発表を行いました。
2013年8月4日
M1の竹内君がドイツのGutenberg大学への2か月間の共同研究に出発しました。
2013年8月2日
M1の川本君が米国国立研究所NISTへの2か月間の共同研究に出発しました。
2013年7月21日~25日
ISAMMA2013国際会議(台湾)でPDのBangさん、M2の兼平君、M1の川本君、竹内君、原田君が成果発表を行いました。
2013年5月
Bangさんがthe 8th International Sypmosium on Metallic Multilayer (MML) 2013で発表を行いました。
2013年5月
粟野、BangさんがJoint conference of MMM & Intermagで成果発表を行いました。
2013年3月
粟野が電子情報通信学会磁気記録・情報ストレージ研究会で成果発表を行いました。
2012年12月
粟野が米国ラスベガスで開催されたEnergy Materals Nanotechnology Fall 2012で招待講演を行いました。
2012年9月
兼平君(M1)、大野君(M1)、Bangさんが2nd ICAUMS (International Conference of Asian Union of Magnetics Society)で成果発表を行いました。
2012年7月
兼平君(M1)、大野君(M1)、Bangさん、粟野が韓国Busanで開催されたICM2012 (International Conference on Magnetism)で成果発表を行いました。

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