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■事業目的及び事業概要大学教育・学生支援推進事業は各大学における学士力の確保や教育力向上のための取組みの中から、達成目標を明確にした効果が見込まれる取組みを選定し、広く社会に情報提供するとともに、重点的な財政支援を行うことにより、教育の質保障の強化に資することを目的とする。
本学では永年にわたって高い就職率を維持していますが、本取組みではさらに学生一人ひとりの希望に沿った就職に至る進路達成のためのキャリア支援体制を確立します。そのためには、大学としての学生の資質、人生設計等を的確に把握し、より高い自己実現に必要なキャリア形成に対するモチベーションの向上に入学から卒業まで一貫して取組めるようにするための、新たな学生支援環境の整備と再構築を行います。 ■取組みの趣旨・目的本学では開学以来、初年度次全寮制教育と徹底した少人数授業などの特色ある教育を実施し、就職率100%を達成している一方で学生が目指す第一志望への就職率は74%に留まっている。そこで入学から卒業まで一貫した指導体制を整備し、きめ細やかな支援を通して個の成長を促し、学生のキャリア形成に対するモチベーションの確立を図り、学生個々の希望と目標に応じた支援を行う。 ■達成目標本取組みでは学生一人ひとりの進路目標を的確に把握し、学生指導の充実を図ることにより、就職活動の満足度および第一志望企業への就職率の向上と就職後の離職率の更なる低減を達成目標とする。 ■取組みの具体的内容学生キャリアセンターはキャリア支援システムに蓄積された指導教員や授業担当教員からの学生情報を精査し、学生個々の進路目標や学修状況を把握することにより指導教員と協同で学生の支援にあたる。また、キャリアコーディネーターは産業界の情報を入手し、個別指導や就職ガイダンスなどの機会を通して学生のキャリアアップのモチベーション向上を図る。 ■取組みの実施体制学生キャリアセンターが本取組みの推進母体となる。同センターの助言に基づいて指導教員が学生の指導と支援にあたる。同センターには教員および学生部職員に加え、経験豊富な民間企業出身者のキャリアコーディネーターをメンバーとして配置し、学生の進路相談などキャリア支援にあたる。 ■取組みの評価体制個別面談の実施頻度、学生キャリアセンターと指導教員および担当部署との連携状況、学生支援結果等の把握は、同センターが一括して行い、その結果を本学運営の戦略委員会に報告する。自己点検評価委員会は、本取組みの成果を達成目標に基づいて検証し、評価を行った後、これを教授会に報告する。 ●キャリア支援システムについて 支援に必要な学生の資質や希望を的確に把握するための様々の情報、指導履歴を一元化して収集、管理するシステムを構築する。 |
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