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キャリアコーディネーターニュース

ここではキャリアコーディネーターからの情報をお届けします

2012.3.8 更新

~自ら選択して行動すること~

こんにちは。キャリアセンターです。
今年度最後のキャリアコーディネーターニュースでは、就職活動を経て社会で働く学生達にぜひ身につけてほしい力「自ら選択して行動すること」についてまとめていきます。
学生にとって、大学・大学院で学ぶチャンスは平等で公平に与えられています。就職活動スタート当初の「企業説明会」は、広く自社を知ってほしいという企業側の想いもあり、一見「平等」なイベントのようにも感じられるようです。しかし実際は、会場の大きさで人数は限定され、開催日・場所も自分の都合とは合わないことのほうが多く、予約が上手くいかないという事態にあわててしまい、不満を口にする学生もいるようです。
企業は、自社にふさわしい良い学生を取りたいと考え採用活動を行っていますが、「公平」「平等」なチャンスを学生に提供することは、コストに見合わないため現実的ではありません。また、企業によっては、業績の変化を理由に採用活動を縮小・停止することもありえるため、就職活動は学生にとっては試練の場であることとなるわけです。

就職活動は、社会へデビューする第一歩です。内定を頂くというチャンスは、掴もうと努力する人には掴みやすく存在しているかもしれませんが、誰にとっても「公平」に存在しているものではないようにも感じます。これからは、企業から自分が選ばれないという、つらい経験をする学生も増えてくる時期です。また、企業から選択を迫られるという場面もあるでしょう。それらの場面に立った時、大切なのは「自ら選択した」ことを実感することです。勇気を出して取り組んでいただきたいものです。

就職活動を通し、自らの人生において「自ら選択して行動する」ことの大切さを意識していくことで、これからの人生を輝かせていただきたいと願っています。