豊田工業大学

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就業力GP

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ご挨拶

榊 裕之

学長榊 裕之

大学生の就業力育成のための
新プログラムについて

 大学教育では、よき人生を送るための豊かな人間性や知性を育むとともに、社会的な自立のために、職業人としての基礎力、「就業力」を身に付けさせる必要があります。
本学では、語学や一般教養教育を通じ、人間観や世界観の構築と対話能力の育成を図るとともに、工学系の幅広い基礎力と深い専門能力を、体系的な座学および実験・実習を通じて育成してきました。この結果、本学卒業生は高い評価を受け、建学以来、就職率100%を堅持しています。しかし、近年、解くべき技術課題の高度化や国際競争の激化が進むなど、技術者と産業を取巻く状況は一変しており、本学も教育の質を一段と高め、学生の就業力を強めることが急務となっています。
そこで、本学では、文部科学省の「大学生の就業力育成支援事業」の助成を受け、「企業と創る自立型人材育成」プログラムを2010年に始めました。特に、新入生の学習意欲を高めるために、基礎的学習と現代技術の繋がりを把握させる講義を企業や卒業生の協力を得て開くとともに、学生の創造性を養うため、特定課題の取組み企画から実行・点検までを実践的に学ぶ「創造性開発セミナー」を実施します。また、個々の学生に十分な就業力を磨かせるために、指導教員やキャリアコーディネーターの力量と役割を高めるとともに、学生が自己成長を図るための自立支援システムを整備・運用します。
この取組みにより学生の意欲と能力を高め、時代を拓く人材の育成を図ります。

齋藤 和也

事業推進責任者教授齋藤 和也

企業・卒業生との密な連携を基軸にした
人間力と学力を育む実践的教育

 「大学教育を通して、社会でいきいきと活躍できる若者を、如何に育成するのか。」日本の産業界が置かれている厳しい現実を反映して、この重要な課題が、大きく取り上げられる時代となりました。本学では、開学以来長年にわたって企業と協力し、学生の就業力を高める努力をしてまいりました。その結果として、毎年就職率100%、就職後3年以内の離職率3%という水準を維持し続けてきましたが、本学の就業力教育にも大きな変革が迫られる状況となりつつあります。
このような状況の下で、採択された本プログラムでは、本学がこれまで精力的に推進してきた教育プログラムを発展させるとともに、企業・卒業生からの刺激を積極的に導入した新しいプログラムを付加し、「産業人として自立できる総合的基礎力を具備した卒業生を創生すること」に取組みます。また、取組みにあたっては、企業の担当者と本学教職員から構成される「産学就業力向上委員会」を設置して、大学が育てるべき「大学生の就業力とは何か」ということから問い直し、プログラムの改善・点検・評価を行います。
教職員一同、全力をあげて本プログラムの遂行に当たる所存です。皆様には、ますますのご支援を賜りたくお願い申し上げます。